2006年5月21日 国分寺市 本村 八幡神社祭礼



国分寺の本村のお祭りに来た。5月とは思えぬ暑い日。
この宮神輿は終戦後、府中の大工、伊藤林作さんが作ったという。
 

数年前に金具を綺麗にし今は塗られているが、元は白木であったそうだ。
造作は大国魂の御本社を彷彿とさせる。白木であった頃はそれがより強く感じられたという。
 

側面の彫り物は獅子。
 

こちらは本村の山車。彫り物が素晴らしい。
 

彫り物は八王子の井上彫刻だそうだ。
府中の八幡町や押立と同じである。
 

彫り師に自由に彫らせたという。なかなか興味を惹く題材が多い。
 

こちらは瓢箪から駒だろう。説話や伝説を題材にした物が多いようだ。
 

脇障子の上も唐破風。龍がうねる。
 

屋根後部。虎が睨みを利かせる。
 

見送りの幕。
 

左側面の脇障子。布袋様か。
 

左右は翁と思われる。
 


彫り物だけを見てても飽きない。
 

さて、急な坂を下り、神社の石段前で神輿発御を待つ山車。
 

高欄にも獅子。
 

どうしても彫り物に夢中になってしまう。
 

脇障子前面に手長と足長。
 

右側面脇障子。ガマ仙人と、伝説を題にとったと思われる仙人像であった。
 

こちらが太鼓。
 

浅野太鼓と思われる。銘版の確認を忘れました。
 


早速。
 

昭和五十二年九月吉日。
 

間もなく出発。
 

神輿が降りてくる。
 

太鼓が先導。
 

神輿が続く。天気が良すぎて暑い!
 


この辺は狭い道が続く。
 

エイッ!と叩く。
 

こちらも負けずに。
 



日差しが強い。
 



国分寺街道へ出る。
 



国分寺街道を北へ向かう。
 



そして休憩場所へはいる神輿。
 

休憩中。
 

再度出発。
 



笑顔。
 



神輿は国分寺街道を南に戻る。
 


太鼓の音が響く。
 

そろそろ神社に向けて戻りはじめるころ。
 

後に続く山車。本村の囃子連だけでなく、各所の友好団体が。
 

さてここらで休憩。引き返す。
 

神社に向かって戻る行列。
 



ホイサホイサ!
 



再び狭い道を。
 

最後の休憩所にて。
 








西日を浴びて。
 



もうじき宮入り。
 

一足先に宮入りした太鼓。
 

叩く。
 




握手を求める。お祭りは楽しい。
 


まるで見送り幕を持っているように、猿が彫られている。
 

神社境内に入ってきた神輿。
 


最後の力を振り絞るように。
 

ホイサ!
 

ホイサ!!
 

ホイサ!!!
 

ホイサ!!!!
 


最後に神輿を拝殿に向けて差す。
 

幕を掛けて。
 

御霊を抜く。
 

これでおしまい。
 
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