2006年 のぶさんの浜降祭


 
茅ヶ崎の海岸でおこなわれる浜降祭。
始まりは諸説あるようですが、面白いのは以下の説です。
天保9年に相模一之宮である寒川神社の神輿が、5月5日に行われる国府祭(こうのまち)の帰り。
相模川の渡し場で寒川神社の氏子と土地の神社の氏子が争って、神輿が川に落ちて流されてしまったとか。
数日して、南湖で網元の孫七という方が、漁の最中に神体を発見して寒川神社に届けたそうです。
その後、寒川神社の神輿が南湖の浜で禊ぎをするようになったのが始まり。
というのがその説です。
今回も、のぶさんが写真を届けてくださいました。
コメントは筆者です。


相州の神輿。屋根に小さな破風がついてます。
葺き返しはなく、総じてシンプルな印象があります。
 

肩車で音頭をとる女の子。
 

箪笥カンを鳴らして調子をとる様子ですね。
 

茅ヶ崎や寒川の周辺の神輿が集まり禊ぎをします。
 


幟旗が風になびいてますね。
 

こちらも音頭をとる女の子。
 





各所の神社から神輿が集まっているのが解ります。
 




担ぎ方は通称「どっこい」と呼ばれる形ですね。
二天で棒の内側から肩を入れてます。
 

井垣の中の桶胴提灯も一つのスタイルのようです。
 

お祓いを待っているのでしょうか。
 

鶴嶺八幡宮。江戸期以前より禊ぎ神事をしていたという。
寒川神社と並んで浜降祭りの元となる祭礼をしていたという神社ですね。
 





駒札ではなく、布地に社号を入れた物が飾られています。
 



これからお祓いの様子。
 

浜降祭。
 


勢揃いした神輿がお祓いを受けます。
 



神官は寒川様の方だとか。
 





祝詞奏上でしょうか。
 



これから神輿が上がるようですね。
 

どっこどっこいの声が聞こえてきそうです。
 

こちら相模一之宮 寒川神社の神輿。
 







各神輿が海へ向かいます。
 

こちら、太鼓がついていますね。
 

五色旗に続いて寒川神社の神輿が。
 

屋根には十六菊の紋が光ってます。
 



他は綱がサラシですが、こちらは飾り綱が紫の綱。
 




壮観ですね。
 










こうして海で禊ぎをします。
 


最後です。
 
のぶさん、またまた写真をありがとうございました。
こちらではあまり縁がないどっこいです。
川崎あたりに行くとどっこいで担いでいるところもあるようですね。
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