三之宮御太皷
分担は、京所町等 この太皷も、材料は外材である。 平成になってから出来た太皷で、以前の太皷に比べると格段の大きさである。 ブビンガと呼ばれるカリン系の大木とのこと。 確かに木の質はカリンっぽい。 先代の三之宮太皷は、明治27年に製作され、胴の径は1.45m。 製作当時、この地域では最大の太皷であった。 昔は太皷講中が多く集まり、みんなそれぞれバチを持って来ていたという。 バチはヒノキを削って自分で作り、持参した物らしい。 サイズは太い方が音が大きくなるが、あまり太い物は禁止され、規定の鉄の輪を通せない物は使えなかったという。 結局、バチを各自持っていると、喧嘩の時に武器にされるので禁止された。 |