御先払御太皷
分担は、御先払講中 この太皷は2mの皮面直径を持つ。 大国魂神社の太皷の中でも最大のものである。 また、現在は岐阜にある2m6cmの太皷に譲ったが、その太皷が出来るまで日本一の大きさを誇った太皷である。 5月5日のみ、引き出されるので、この太皷を見るには5月5日に来るしかない。 また、この太皷の兄弟太皷が佐渡にあるとのこと。 これだけの大木をくり抜いているので、そのくり抜いた内側でもう一つ太皷が作られた。 内側の方が小さくはなるが、木の中心に近いということはそれだけ古いということで、さしずめ、佐渡にあるという太皷がお兄さんというところ。 小さな兄貴と大きな弟。面白いものである。 先代の御先払は、昭和23年に作られているとのことで、これは径が1.3メートルでケヤキで作られたもの。 ただ、胴に干割れが入ったため、使用をやめたという。 現在は郷土の森にて展示されている。 |