大国魂神社 暗闇祭 見所


暗闇祭りの見所(その年によって時刻等は若干変更の可能性あります。)
4月30日より様々な神事が行われているが、見所となる行事について紹介する。
暗闇祭りの概略
期間:4月30日より5月6日 (例大祭は5月5日)
場所:東京都府中市宮町3ー1 大国魂神社を中心とした地域
最寄り駅:京王線府中駅 JR府中本町駅
神輿飾り付け
時刻 5月3日 7時半頃より 
場所 大国魂神社宝物殿前
一之宮〜六之宮、御本社、御霊宮までの八基の神輿を宝物殿より外へ出す。
その際に清掃、二天棒を入れ替えてクサビを打ったり、飾り綱を交換したりする様子が見られる。
祭りの行事ではないが、神輿をよく見る機会でもある。
このとき、御先払以外の太鼓も台車に載せて、各町内に運ばれる。


 
山車競演
時刻 5月3日 18時頃より 
場所 馬場大門欅並木
欅並木に、大国魂神社に比較的近い町内の山車が集まり、府中囃子の競演が行われる。
山車は、古式競馬式が始まるまで囃子を続け、古式競馬式の間は中止。
また、古式競馬式が終了すると、囃子を再開して各町内に戻る。
集まる山車は、本町、番場、片町、屋敷分、八幡町、新宿町等。

 
古式競馬式(駒くらべ)
時刻 5月3日 19時頃 
場所 馬場大門欅並木
四ヶ町が、各一頭の馬を出し、計四頭の馬が古式に則り欅並木を走る。


 
萬燈大会
時刻 5月4日 13時頃
場所 大国魂神社
各町の青年が製作した花萬燈の美しさを競い合う。
万灯は子供神輿と共に神社に集合する。

 
子供神輿お祓い
時刻 5月4日 13時半頃
場所 大国魂神社
神社に各町内の子供御輿が集まって、お祓いを受ける。
小さいとはいえども立派な神輿が多く集まる。一生懸命担ぐ子供達の姿も良い。

 
太鼓町内廻り・大太鼓の響宴
時刻 5月4日 (大太鼓の響宴は17時から大鳥居前)
場所 氏子各町
氏子の各町内を、受け持ちの太鼓が巡行する。
大国魂神社大鳥居前に、17時から18時前後まで、大太鼓の響宴と称して太鼓が叩き合いしているところに出くわす。
一緒に山車の巡行も見ることが出来るため、この時間に大鳥居前に行くと良い。
ただし、かなりの混雑が起こる。

 
山車巡行
時刻 5月4日 18時頃より 
場所 旧甲州街道
府中市内の山車が全て集まり、パレードを行う。
3日の山車競演には遠方で来られない山車も集まるため、非常に多くの山車が見られる。
普通は、府中市片町の弁慶橋から八幡宿までの旧甲州街道をパレードするが、そのコース
は時折変わるため見に来られる方は注意が必要。
ただし、大国魂神社前は必ず通過するので、その付近にいると良い。


 
太鼓送り込み
時刻 5月5日 14時頃 
場所 大国魂神社境内
神輿渡御の先導を勤めるため、各太鼓が大国魂神社に送り込まれてくる。
御先払と御霊宮太鼓は中雀門内に、そのほかの太鼓は、随神門と中雀門の間に入り、太鼓
打ち止めの時刻まで打ち鳴らしあう。
動座祭が始まると太鼓は打ち止めとなる。


 
神輿渡御(おいで)
時刻 5月5日 18時より 
場所 大国魂神社境内〜旧甲州街道・府中街道交差点
花火を合図に、八基の神輿が、6張の大太鼓に先導されて、大国魂神社から御旅所までを
渡御する。花火が鳴ると同時に大太鼓が打ち始められる様子は迫力がある。
一〜六之宮、御本社は旧甲州街道を進み、御霊宮は大鳥居をくぐらずに引き返して、六所
口(西鳥居)から府中街道を進む。

旧甲州街道と府中街道の交差点、大国魂神社大鳥居前付近が、見物には適してると考える。



 
神輿還御
時刻 5月6日 4時より 
場所 各町内、大国魂神社境内
御旅所での神事を終えた神輿が、6日午前4時の花火と共に御旅所を出て、分担各町内を
廻る。午前7時半頃から神社に集まり、順に宮入りをする。
おいでにくらべて、非常に見物しやすい。
最後に、中雀門内で数基の神輿がもみ合う光景は迫力がある。
ただし、神輿に巻き込まれることもあるので要注意。




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