5日朝、御本社太鼓講中により、太鼓は仮小屋から出されて台車に載せられる。
太鼓の胴には講中の太鼓新調時の寄付者の名前が刻まれ、台車は町内の有志により作られたため、その人々の名前が刻まれている。
五ヶ町を代表して、番場総代から挨拶があった後で、太鼓講中を代表して太鼓総代が挨拶を行う。これをもって太鼓引き渡しとなる。
今年はこの後、講中の主だった者と五ヶ町の太鼓総代が記念撮影を行った。
そしてさらに、五ヶ町を代表して番場総代が太鼓を叩く。
次に太鼓長、さらに講中の主だった者達が番場会所前で叩き、太鼓は神社へ送り込まれる。
西馬場会所にて、太鼓は時間調整。欅並木は涼しい。
大鳥居前にて。三之宮の太鼓が送り込まれてゆく。
五六之宮太鼓が続いてお宮に入ってゆく。
中雀門を入って右で待つ御先払太鼓。圧倒的な大きさだ。
同じく中雀門内で待つ御霊宮太鼓。
随神門内に入った各太鼓は定位置についておいでを待つ。
周辺は太鼓の音に満たされる。
随神門内で打ち鳴らされる五六之宮太鼓。
御本社の太鼓も随神門内に入った。
送り込みのすぐ直後に、御本社一之宮のお差し込みの行列が到着。
お差し込みとは、3日に本殿前に運ばれた神輿の仮小屋を外して、銅座祭に備えて神輿の位置を変える。
同時に、神輿を担ぐための準備を行うものである。
本殿正面に据えられた御本社。
このように本殿に向け、各宮の御神体に相対するように神輿は並べられる。
一之宮も定位置に。
神輿を担ぐための準備をする。
左:一之宮 右:二之宮
左:三之宮 右:四之宮
左:五之宮 右:六之宮
左:御本社 右:御霊宮
神輿渡御を前に、行列が神社へ向かう。
神戸の会所前にて。
遅れてきた六之宮講中。
時間が差し迫っているのに盛り上がりを見せる六之宮。早く入れと叫ぶ御本社一之宮の講中。
時間はゆっくりと進む。花火が鳴るその瞬間にむけて。
花火が鳴った瞬間、圧縮されていたものが一気に展開する。一之宮が出る。
二之宮が続く。
外へ出るぞ。
中雀門を出てゆく一之宮。
三之宮が出た。
四之宮も。
五之宮が出る頃。あたりはもう真っ暗だ。
暗い中雀門内に六之宮が出てくる。
御本社がようやく出た。
四天を組む御本社。門内で提灯をつけられるのは各宮の三役のみだ。とても暗い。
左はあえて明るさ調整をしていない画像だ。
夜とは、暗いもの。当たり前だが当たり前でない今の世の中。
中雀門内で揉まれる御本社。外からホイサホイサの声が高まる。その声に導かれるように神輿は外へ向かう。
中雀門をくぐる。
外へ出た。
皆が興奮する。随神門をくぐり神輿は先に進む。
御霊宮も随神門を出た。
暗闇祭りらしい。夜の渡御。今年の祭りは素晴らしい。
休憩。