告 例大祭見物のこと六所明神祭礼への参詣者の便を鑑み、その案内と見物の心得をここに記す。・観光の手引きと見物時の注意(楽しくお祭りを見るために)・観光の手引き・3日について 駒くらべが一番の大きな行事です。19時頃から欅並木にて行われます。 まずお参りを済ませて縁日を回ったら、早めの時間に欅並木に行きましょう。 フォーリス前あたりから出発し、京王線の手前当たりで反転しますが、並木の構成上、見物しにくいです。 三菱UFJの目の前のあたりは役員席ですので、せっかく場所取りしても見るこ とは出来ません。役員席の表示が出てますので気をつけましょう。 あと、私のお薦めの行事は、3日朝に行われる神輿の飾り付けです。 なかなか間近で見られないのですが、このときは割と近くまでいって見ることが出来ます。 とはいっても、作業の邪魔をしないように気をつけてください。 ・4日について 4日は夜の山車のパレードが一番大きな行事です。 他に昼間は子供神輿が大国魂神社に一斉に集まりお祓いを受け、同時に万灯大会が開かれます。 また、各太鼓がそれぞれの町内を回る、太鼓の町内廻りという行事が行われてます。 まずは一番といえる山車のパレードですが、18時より開始です。 夜の山車のパレードは、以前は片町の弁慶橋から八幡宿までを全ての山車が往復してました。 しかし、現在は途中で引き返す山車などがありますので、全ての山車を見るには大国魂神社を中心にして御旅所から八幡宿の交差点までの間がよいと思います。 次ぎに子供神輿と万灯大会ですが、これは昼間の行事です。13時頃を目安に大国魂神社へゆきましょう。荒々しい神輿渡御とは対照的な華やかな万灯が楽しめます。 太鼓の町内廻りは、各太鼓がバラバラに動いてるのでなかなかうまく見ることは出来ません。 しかし近年は、17時から、大国魂神社大鳥居前に行くと「大太鼓の響宴」として、申し合わせで太鼓が集まっています。 ここでほとんどの太鼓を見ることが出来ます。 そのまま居座って、山車のパレードを見るのも良いでしょう。 ・5日について 勿論この日の見所は「おいで」と呼ばれる神輿の渡御です。 発御は例年18時となっており、本殿前の御白州を出た神輿は一〜六之宮と御本社は大鳥居を通って旧甲州街道を御旅所まで渡御します。 御霊宮だけは大鳥居を出ずに引き返し、西側鳥居の六所口よりでて、府中街道を通って御旅所へ向かいます。 見物のポイントは神社の大鳥居前と、御旅所前となる府中街道と旧甲州街道の交差点です。 参道の随神門前も迫力があるのですが、例年見ていて、怪我が多く出ますし喧嘩も多いので、見物の方にはあまりお勧めできません。 また、ここは場所も狭くて非常に厳しいです。 あと、中雀門前は担ぎ手や役員が集結しますので、見物には適してません。 いずれにせよ、よく見るためには早い時間から待つ必要があります。 また、旧甲州街道や参道の道路脇などに座っている方が居ますが、警備の警官や役員などから絶対に後ろへ下がって立って見るように指示されます。 従って、やめておくのが賢明です。 また、おいで前に、ロープが張ってある場所で少しでも前へ出ようとして、前へ前へと押し出そうとする方が居るのですが、これも危険なのでやめましょう。 広く空けておくに越したことはないです。 神輿が来れば、来た時点で恐怖を感じるでしょうから、自分から逃げるとは思いますが。 例年、前へと押し出ていこうとした人が、一之宮が来ると同時に後ずさりしてゆきますので、なるべくなら早めにそうした方が危なくないです。 また、おいでが始まってしまうと、基本的に参道の横断は出来なくなります。 旧甲州街道なども、行列が差し掛かったら横断者もシャットアウトされます。 近年は、一時的に横断できる場合もあるようですが、駅まで帰れなくなる事態も予想されますので、時間には十分にお気をつけください。 ・6日について お神輿や太鼓をよく見るには5日よりもお勧めです。 朝7時くらいに大国魂神社付近にいるのが良いと思います。 中雀門内の狭い中に何基もの神輿が練り歩きます。 ただ、このときも近くに寄れるとはいえ、なるべく気をつけて見物してください。 いったん神輿が納まった後、鎮座祭の後にかたづけに入りますので、その時間も見物するには良いかも知れません。 ・見物時の注意(楽しくお祭りをするために)1.祭りは神事です。神輿には神様が乗っています。 これは基本です。忘れないようにしましょう。 2.酔っぱらい・その筋の方には十分注意しましょう。 思わぬ怪我をすることがあります。 3.いざというとき逃げられる体制を作りましょう。 座り込んで見物していたりすると特に危険です。神輿に巻き込まれ、下敷きとなるこ ともあります。 4.高いところには、上らないようにしましょう。 神輿に突っ込まれたとき、落ちたら最悪です。 肩車も厳禁です。子供を頭から落とした場面を実際に見てます。 5.前に無理に出るのは止めましょう。 警官といえど祭りを知らない人たちです。指示が不的確な場合も多々あります。 ロープなどは防御の役にはたちません。 あまり当てにせず、身を守れるように、なるべく下がって見物した方が良いでしょう。 6.喧嘩に注意しましょう 喧嘩に巻き込まれることもあります。気をつけましょう。 7.役員の指示には従いましょう。 半纏を着た人の指示には従いましょう。そういう場合、反発して絡んではいけません。 役員のように見えるやくざな方の可能性もあります。 8.行列が最優先。 祭りの場では、見物人のために行列が避けることはあり得ません。早いうちに道を空 ける方が賢明です。 9.警固提灯の間は通らない。 警固提灯と呼ばれる、行列の先頭を横一列に並んだ提灯の間を通ってはいけません。 神輿や太鼓、山車等の行列の先頭には必ずといっていいほどついており、この間を通る ことはしきたり上許されません。 ざっと書きましたが、脅しではなく怪我をすることがあります。気をつけて見物してください。 基本的に、怪我をしても誰も責任をとってくれません。お祭りの場は自己責任です 特に、おいでの見物の時は危ない場所にいると思っていた方が賢明です。 参加している人間も常に注意をしているのが現状です。 楽しいお祭りで、怪我をしないように気をつけてください。 |