大国魂神社 くらやみ祭り御太皷


ここでは、大国魂神社の大太皷について紹介します。
多摩のこの大国魂神社を中心とした地域は、刳り抜き胴の大きな太皷(※)がよく見られます。
これは、この大国魂神社の祭礼に影響を受けたものです。
日本でも最大級の御先払太皷。
国産の木(福島県産ミネバリ)を使った太皷としてはおそらく日本一大きい御霊宮太皷。
国産の欅胴としては、おそらく最大であろう御本社太皷など、すばらしいものが多いです。
これらの太鼓は、四ヶ町や付随する太鼓講中が対抗して大きくしていった物です。
それは、大きさという意味での対抗心、それと実質的に喧嘩の際に大きい方が有利だったという理由も存在してます。
※府中だけかもしれませんが、大きな太皷は「皮」、小さな太鼓は「支」を使います。
御先払御太皷 皮面直径:2m 昭和60年製作 材質:ブビンガ
二之宮御太皷 皮面直径:1m85cm 昭和52年製作 材質:ブビンガ
三之宮御太皷 皮面直径:1m81cm 平成2年製作 材質:ブビンガ
五六之宮御太皷 皮面直径:1m87cm 平成6年製作 材質:ブビンガ
御本社御太皷 皮面直径:1m29cm 昭和27年製作 材質:欅
御霊宮御太皷 皮面直径:1m56cm 昭和9年製作 材質:ミネバリ

 
太鼓1太鼓2
太鼓3太鼓4

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