大国魂神社-くらやみ祭り- 祭り好きの隠れ家 用語辞典 わ行


 
ここでは主に府中でのみ通用(筆者の周りだけ?)する用語用法と、多摩の方言について解説してあります。また、地名等に関してはその地域の歴史等についても解説をしています。
 
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草鞋(わらじ) 
草鞋は昔の旅人などが履いた、わらで編んだ履き物で、草鞋掛けという足袋の上から着用する。昔は素足に草鞋という人もいたらしい。想像するに、痛そうである。
「草鞋を履く」と言えばその土地にいられなくなった者が逃げ出すことを指すが、お祭りの時は普通に履いている履き物。お祭りの際、これをビニールのヒモで自作する人が居る。丈夫で切れにくいらしい。
また、昔は府中のお祭りに来た講中たちが、お祭りのあとに、切れて落ちている草鞋を拾い集めて帰り、田畑の肥やしにしたというが、これは豊作祈願の意をこめたものだと推察される。

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