大国魂神社-くらやみ祭り- 祭り好きの隠れ家 用語辞典 ら行


 
ここでは主に府中でのみ通用(筆者の周りだけ?)する用語用法と、多摩の方言について解説してあります。また、地名等に関してはその地域の歴史等についても解説をしています。
 
あ行 か行 さ行 た行 な行
は行 ま行 や行 ら行 わ行

蘭情(らんじょう) 
笛師。鼓童等で使用されるなど、近年評価の高い作者。太めで厚手の竹を好んで使用し、太鼓に負けぬ音量が出せるという。
蝋燭(ろうそく) 
今となっては普通は仏壇や神棚以外では使わないが、くらやみ祭りでは非常に重要な品。
これがないと提灯も役に立たない。
朗童(ろうどう) 
笛師。天賦流という調律で、同じ号数であれば獅子田銘の笛より若干音が低い。
先代は名人として知られ、その作品はプレミアがついている。
六社(ろくしゃ) 
六社明神=大国魂神社を指す。
また、御本社・一之宮の分担をしている五カ町(番場・神戸・片町・西馬場・屋敷分)の半纏の代紋でもある。
六社会(ろくしゃかい) 
番場にある、番場屋の御主人らによって作られた太鼓の愛好会。今では、大国魂の太鼓のうち御先払、二之宮、御本社、御霊宮の太鼓に支部がある。
このほか、現在は各部落にも支部があり、四谷、中河原、といった地域単位に支部が置かれている。
六社明神(ろくしゃみょうじん)・六所明神(ろくしょみょうじん) 
大国魂神社のこと。武蔵国の主だった6つの神社を併せ祀ったことからこう呼ばれる。
なぜ六なのか。六社・六所の意味を探り出すときりはないが、全国的に六所神社・六所宮と称する神社は存在する。
また、その国の総社(惣社)を兼ねている場合も多い。
これは、古い時代において、六という数字はすべてを表している数字なのだという。つまり、「天・地・東・西・南・北」の6つで「すべて」という意味になる。つまり、このことから六社を集めれば、すべての神社を集めたのと同じ意味になるのである。

類義語:六所宮

六所宮(ろくしょみや・ろくしょぐう) 
大国魂神社のこと。武蔵国の主だった6つの神社を併せ祀ったことからこう呼ばれる。

類義語:六社明神

ろくすっぽ 
「ろくに」「十分に」の意。

用例:「ろくすっぽ考えちゃぁいねぇだよ」(十分に考えてはいないですよ)

ろっぷ・ロップ 
「ロープ」の事。鳶等で使われる言葉か?祭りの場ではロープとは言わずに、ロップという。
六之宮(ろくのみや) 
1)六之宮神輿 明治34年に製作されたといわれる。五之宮とは兄弟神輿といわれた。もとは新宿分担だったが、現在は東馬場と新成区が担当している。
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六所巡り 六之宮編
2)武蔵総社六之宮。横浜市に鎮座する杉山神社。例大祭は10月1日。
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六所巡り 六之宮編

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